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広島県が「プール熱」警報発令 全域に流行拡大の恐れ

 広島県は31日、発熱や喉の痛み、目の充血などを引き起こす咽頭結膜熱(プール熱)の流行が拡大する恐れがあるとして、県内全域に警報を発令した。

 県健康対策課によると、21~27日の1週間に報告された定点医療機関当たりの患者数が北部保健所管内(庄原、三次市)で3・50人となり、基準値(3人)を超えたことから発令した。他の主な保健所管内の患者数は福山市0・55人、東部(府中市、神石高原町など)1・11人。

 プール熱はアデノウイルスが原因。せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)、プールの水、タオルの共用などで子どもが感染することが多く、同課は「手洗いやうがいを徹底するなどしっかり予防してほしい」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年05月31日 更新)

タグ: 感染症

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