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献体105人にともしび会黙とう 岡山大鹿田キャンパスで総会

献体者に黙とうをささげる会員ら

 岡山大医学部と歯学部の学生が解剖実習を行うための献体の登録者でつくる「ともしび会」の本年度総会が9日、岡山市北区鹿田町の同大鹿田キャンパスで開かれた。

 県内外の会員約130人が出席。昨年6月から先月までに亡くなった105人に黙とうをささげた後、堀川進理事長が「献体を通じて社会に貢献していこう」とあいさつ。同大の大塚愛二医学部長が「皆さまの善意の気持ちは本当にありがたい。これからも優秀な人材を育てていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 同会は1967年6月に発足。今年3月末までに5827人が入会し、3012人が献体している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年06月09日 更新)

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