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特定健診とがん検診受診呼び掛け 岡山市などがちらし配り啓発

ちらしなどを配って受診を呼び掛ける街頭啓発の参加者(左)

 岡山市などは15日、国民健康保険(国保)の加入者を対象にした生活習慣病予防の特定健診(メタボ健診)と、各種がん検診を今月から始めたのに合わせ、受診を呼び掛ける街頭啓発をJR岡山駅周辺で行った。

 市や県国民健康保険団体連合会など8団体から計約20人が参加。同駅東口広場など2カ所に分かれ、通常は約9千円かかる特定健診の自己負担額が2018年度から500円に引き下げられたことを紹介するちらしやポケットティッシュなど約千セットを駅利用者らに配った。

 特定健診の対象年齢は40~74歳。市によると、市内の国保加入者の受診率は16年度が28・6%で、全国平均(速報値で36・6%)を下回っている。市は受診を促すため、自己負担額引き下げのほか、40、50、60、66歳には無料の受診券を配布している。

 保健事業の実施計画となる市の「データヘルス計画」(18~23年度)では、18年度の受診率目標を31・5%としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年06月15日 更新)

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