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倉敷中央病院でシステム障害 外来診療停止、2400人に影響

 倉敷中央病院(倉敷市美和)で26日朝、院内のネットワークシステムに不具合が発生。全てのパソコンでシステムへのログインが不可能になり、電子カルテの閲覧や受け付け業務などができなくなった。外来診療は終日、救急診療も午後8時すぎまで停止し、通院患者ら約2400人に影響が出た。

 同病院によると、午前7時半ごろ、複数の職員から指摘があり、トラブルが判明。直前までは正常に作動していたという。このため救急診療のほか、同8時10分からの外来診療を中止。55件が予定されていた手術の約8割と、緊急性が高い薬の処方は安全を確認しながら対応した。医療機器や入院患者への影響もなかった。

 システムの製造会社などが復旧にあたり、午後8時に回復した。原因を調べている。

 27日は全ての診療を通常通り行う見込み。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年07月26日 更新)

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