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若手医学研究者に助成金贈る 万成病院、地域スポーツ功労賞も

研究助成金や功労賞を贈られた受賞者

 小林孫兵衛記念医学振興財団(小林建太郎理事長)と万成病院は、岡山県内外の若手医学研究者5人に研究助成金、地域のスポーツ振興に貢献のあった同県内の2団体3人に「万成地域スポーツ功労賞」をそれぞれ贈った。

 研究助成金は各50万円。小林理事長の祖父で、万成病院の礎を築いた故・小林孫兵衛氏を顕彰する同財団が毎年贈呈しており、26回目の今年は全国73件の応募の中から、認知症研究に取り組む岡山大学大学院医歯薬学総合研究科精神神経病態学教室の竹之下慎太郎氏らが選ばれた。

 地域スポーツ功労賞は4回目の贈呈。精神障害者の同県選抜ソフトバレーボールチーム、バレーボールVリーグ女子・岡山シーガルズの中田聖子副部長らが選ばれ、表彰状とメダル、支援金(団体30万円、個人15万円)が贈られた。

 授与式は7月21日に岡山市内のホテルであり、小林理事長は「今日はゴールではなく通過点。さらなる活躍を期待している」と激励。受賞者は「研究成果を社会に還元できるよう頑張りたい」「今後も応援をお願いします」などと一人一人謝辞を述べた。

 ほかの受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 ◇研究助成金 水口建(名古屋市立大学大学院)吉田賀弥(徳島大学大学院)日下部徹(国立病院機構京都医療センター)宋龍平(岡山県精神科医療センター)

 ◇功労賞 団体 創志学園高校女子ソフトボール部▽個人 磯部光里、林日向子(岡山シーガルズ選手)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年08月07日 更新)

タグ: 万成病院

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