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レモネードで小児がん患者支援 玉野で愛育委員が26日に販売

レモネードスタンドの打ち合わせをする田井地区の愛育委員ら

 玉野市の田井地区愛育委員は26日、レモネードを販売し、益金を小児がんの子どもの支援に役立てる「レモネードスタンド」をメルカで開く。各委員は「一人でも多くの子どもを救うため、ぜひ協力を」と呼び掛けている。

 レモネードスタンドは、小児がんで亡くなった米国の少女が生前に自宅前でレモネードを振る舞い、闘病仲間のために寄付を募った実話に基づくチャリティー活動。田井地区愛育委員は、岡山市を中心に活動する「岡山レモネードスタンドの会」を通じて取り組みを知り、玉野での開催を企画した。竹野新(ちか)会長(43)ら役員を中心に6月ごろから準備を進め、木製のスタンド(高さ2メートル、幅1・8メートル)や募金箱を手作りした。

 当日は約300杯のレモネードを用意して午前10時~午後3時ごろ、メルカ1階のセントラルコート付近で1杯100円で販売する。市と合同で、がん検診の受診も呼び掛ける。

 益金は、がん患者を支援するNPO法人キャンサーネットジャパン(東京)に寄付する。竹野会長は「治療や薬の研究が進むように少しでも力になりたい。取り組みを通じ、多くの市民が小児がんに関心を持ってくれれば」と話す。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年08月25日 更新)

タグ: がん子供

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