文字 

子どもが「診察」「調剤」体験 倉敷中央病院で夏休みイベント

診察体験で患者役の母親に聴診器を当てる子ども

 倉敷中央病院(倉敷市美和)で25日、医師、看護師、薬剤師など院内で活躍するさまざまな医療従事者の仕事を紹介する子ども向けの夏休みイベント「オープンホスピタル」があり、大勢の親子連れらが診察、調剤体験などを通じて医療への関心を高めた。

 注射器の扱い方などを看護師から学ぶコーナーや、錠剤に見立てたラムネやチョコレートをスプーンで計量し、分包機に入れる薬剤師コーナーなど約30ブースが登場。同病院が運用する手術支援ロボット「ダヴィンチ」の展示もあり、参加者はスタンプラリー形式で思い思いに回った。

 内科医体験では、子どもたちが白衣をまとい、院内放送で患者役の保護者を診察室へ誘導。「今日はどうしましたか」などと尋ね、聴診器を体に当てたり、ライトでのどを照らしたりした。

 母親を“診察”した子供(5)は「どきどきしたけど、かっこよくできて楽しかった」と話した。

 オープンホスピタルは、医療を身近に感じてもらおうと昨年から開催し、2回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年08月29日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ