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岡山博愛会が「介護医療院」新設 岡山市内初の新類型長期療養施設

看板を除幕し「介護医療院みくに」の開設を祝う関係者

 社会福祉法人・岡山博愛会(更井哲夫理事長)は1日、岡山市内で初の長期療養施設「介護医療院」を同市中区江崎の岡山博愛会病院内に新設した。同医療院は、医療と生活施設としての機能を一体的に提供する新類型の介護保険施設で、国が4月に創設した。

 終末期ケアなどに取り組むため、4階フロア(3千平方メートル)に「介護医療院みくに」の名前で開設。個室やデイルーム、機能訓練室を設け、医師や看護師、介護士ら約60人が医療管理やリハビリなどに当たる。全63床は既に埋まっている。

 この日は同病院玄関前で開設式があり、関係者ら約50人が出席。更井理事長が「『みくに』には天国の意味がある。入所者が天国と感じるような暮らしのため全ての力、知恵、心を注ごう」とあいさつし関係者と看板を除幕した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年09月02日 更新)

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