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岡山済生会病院外来センター一新 「地域包括ケア病棟」備える

「岡山済生会外来センター病院」で行われた開院式

 岡山済生会総合病院(岡山市北区国体町)の外来診療を担当する付属外来センター(同伊福町)は1日、急性期治療を終えた患者の在宅復帰を支援する入院施設「地域包括ケア病棟」を備えてリニューアルした。病床を新たに設け、名称を「岡山済生会外来センター病院」に変更した。

 同病棟は、リハビリなど急性期治療後の患者が在宅で暮らすための橋渡しを担う。2014年度に国が制度化し、一般病床からの転換を促している。

 同センター(鉄骨鉄筋12階建て)の9、10階(延べ2480平方メートル)に一般病床から移した80床を設置。患者1人につき最大60日間受け入れ、地域の他の医療機関や介護福祉施設、居宅介護支援事業所のスタッフらと連携しながらケアする。

 この日は現地で開院式があり、平松信院長が「超高齢社会を迎え在宅医療のニーズも高い。きめ細やかなサポートができる病院をつくっていく」とあいさつ。正面入り口脇の案内板の除幕も行われた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年09月02日 更新)

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