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西粟倉で家庭介護のコツ学ぶ教室 専門員がおむつの着け方など助言

専門員から介護のコツを学ぶ参加者

 岡山県介護福祉士会による家庭介護教室が26日、西粟倉村影石の谷口多目的集会所であり、地域の高齢女性7人が同会介護支援専門員らから介護のコツや技術を学んだ。

 同専門員の草加昭子さん(71)ら2人が指導。おむつを着ける際の注意点を説明し「寝たきりの人は腕を組ませ、膝を曲げさせると体を動かしやすくなる」「男性はおむつに抵抗があるから、小さい尿取りパットから始めてみて」などとアドバイスした。

 嚥下(えんげ)機能が低下した高齢者に食べ物にとろみを付けて飲み込みやすくする方法や歯の磨き方なども解説。認知症の予防体操も行い、参加者は腕や手で左右違う動作をし、苦戦しながらも楽しんでいた。

 同村の女性(71)は「知らないことが多く勉強になった。将来、夫の介護に試せたり、自分が介護を受ける際に娘にアドバイスしたりできると感じた」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年09月28日 更新)

タグ: 介護

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