文字 

津山の図書館にがん情報コーナー 冊子やリーフレット並ぶ

津山市立図書館の「がん情報ギフト」コーナー

 津山市立図書館(新魚町)は、がんに関する情報をまとめた冊子やリーフレットを集めた「がん情報ギフト」コーナーを設置した。病気に対する理解を深め、相談できる医療機関を知ってもらい、早期の発見や治療に役立ててもらう狙い。

 同館は、国指定の「がん診療連携拠点病院」である津山中央病院(川崎)と連携し、患者用図書館「医療情報プラザ」に本を貸し出したり、医師や栄養士を招いて講演会を開いたりしてきた。その取り組みが、がんに関する知識の発信に力を入れる国立がん研究センター(東京)に評価され、設置が決まった。

 コーナーは医療関係の書籍の近くに設置。同センターから寄贈された、家族ががんになった際の接し方のヒントをまとめた冊子や「肺がん」「胃がん」といった部位別の解説のほか、市立図書館で用意した相談機関の連絡先が記されたパンフレットが並んでいる。

 同館は「公共図書館はいろいろな情報発信の場でもある。情報収集に役立ててもらいたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年10月27日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ