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糖尿病の知識深めよう 県内医療機関で啓発イベント

 糖尿病が強く疑われる成人は約1000万人、さらに1000万人はその予備軍と推計されている。放っておくと腎臓障害で人工透析が必要になったり、重篤な視覚障害を引き起こしたりする糖尿病は、早期発見・早期治療とともに、食事や運動など生活習慣の改善が大切だ。14日は国連の定める「世界糖尿病デー」。岡山県内の医療機関でも、この日にちなんださまざまな啓発イベントが開かれる。

 ◆岡山赤十字病院(岡山市北区青江) 10日午前10時~正午、南館1階研修室。過去1~2カ月の平均血糖値を示すHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の測定、インスリン注射器や自己血糖測定器の展示、食事の栄養バランス診断などがある。同病院医療社会事業部(086―222―8811)。

 ◆岡山ろうさい病院(岡山市南区築港緑町) 13日午後1時半~3時、正面玄関ロビーなど。血糖値や血圧の測定、食事や治療についての相談コーナー、加齢とともに筋肉量が減るサルコペニアについて学ぶ体験コーナーもある。同病院糖尿病サポートチーム(086―262―0131)。

 ◆倉敷スイートホスピタル(倉敷市中庄) 14日午前11時~午後1時20分、5階スイートホール。血糖値や血圧の測定コーナー、医師や看護師らによる相談コーナーの他、講演会、食事会などがある。食事代として1人1000円が必要。定員は35人。事前申し込みが必要。締め切りは9日。同病院(086―463―7111)。

 ◆川崎医科大学総合医療センター(岡山市北区中山下) 14、15日午前11時~午後1時半、2階フロア。医師、薬剤師による病気や薬に関する相談コーナー、HbA1cの測定、運動指導のコーナーなどがある。同センター栄養部(086―225―2111)。

 ◆津山中央病院(津山市川崎) 14日午前10時~午後1時、入退院支援センター前ロビー。血糖値や血圧、肥満度の測定コーナー、医師や看護師らによる健康相談コーナー、管理栄養士による食事メニュー指導など。同病院(0868(21)8111)。

 ◆倉敷中央病院(倉敷市美和) 17日午前9時~12時30分、同病院総合保健管理センター1階。口や足などのからだチェック(要申し込み)、血糖検査、専門医による講演などがある。サルコペニア予防に役立つ食事の展示コーナーも。同病院糖尿病内科外来(086―422―0210)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年11月05日 更新)

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