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AMDA、豪雨後の支援活動報告 県立大で地震時医療探る調整会議

AMDAと災害時の連携協定を結ぶ自治体関係者らが出席した調整会議

 国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市北区伊福町)は24日、災害時の医療活動の在り方を探る調整会議を岡山県立大(総社市窪木)で開き、西日本豪雨の被災地支援に取り組んだスタッフらが活動報告を行った。

 AMDAプロジェクトオフィサーの橋本千明さんは、豪雨発生後に現地入りし、吉備医師会やまび記念病院(倉敷市真備町川辺)と連携し、7月18日に健診車を再開させた取り組みを紹介。「保健医療の一日も早い再開が住民にとって重要」と指摘した上で、「素早い活動を展開するには、自治体など関係機関との連携が大切」と述べた。

 菅波茂代表は今後の展開として、診療や調剤といった機能を持つ車両10台程度を1チームとして被災地に派遣する「AMDA災害医療機動チーム構想」を示した。

 調整会議は2015年から南海トラフ巨大地震を想定して開き、今回で5回目。AMDAと災害時の連携協定を結ぶ岡山や徳島、高知県の自治体をはじめ、国内外の医療関係者など約250人が出席した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年11月24日 更新)

タグ: 医療・話題

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