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岡山県が今季初のインフル注意報 昨年より1週間遅く、感染予防を

 岡山県は13日、インフルエンザが流行期に入ったとして、今季初の「インフルエンザ注意報」を発令した。昨季より1週間遅い発令。県は感染予防に努めるよう呼び掛けている。

 県によると、県内84指定医療機関の1施設当たりの患者数が、最新の調査(3~9日)で1・17人となり、発令基準(1人)を上回った。保健所別では備北(5・17人)真庭(1・67人)美作(1・10)など。

 9日までに指定医療機関で確認された患者は309人で、0~14歳で全体の6割近くを占めている。検出されたウイルスは、2009年に新型として流行したA型5件、A香港型とB型が各1件だった。

 注意報発令に伴い、県は関係各課の連絡会議を開き、発生状況や注意喚起の徹底などを確認。県健康推進課は「手洗いやうがい、マスク着用といった予防に努め、かかったと思ったら早めに医療機関を受診してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年12月13日 更新)

タグ: 感染症

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