のどか宅老所が介護GP総合優勝 県内の施設職員12チーム出場

高齢者役の女性(左)の体を支える出場者

 岡山県内の介護施設職員が技術を競う「おかやま介護グランプリ」が15日、岡山市内で開かれた。施設や法人などの単位で作った3人一組のチームが12チーム出場。有料老人ホーム運営の「のどか宅老所」(津山市神戸)が総合優勝した。

 体の一部が不自由な高齢者の介助を想定した「食事」「入浴」「排せつ」の3部門(制限時間各7分)に、計36人が挑んだ。

 出場者は、相手の体を支えて歩行をサポートしたり、優しい言葉を掛けて次の行動を促したりと現場で培ったスキルを披露。イベントを主催する県介護福祉士会の関係者が、コミュニケーション力や動きの適切さなどを審査した。

 4回目の今回、初出場した特別養護老人ホーム・グランデパール(玉野市用吉)の男性(42)は「現場で経験したことのない視覚障害がある人の介助が設定に含まれており、不断の努力が欠かせないと改めて感じた」と話した。

 他の主な入賞チームは次の通り。

 総合準優勝 吉備高原賀陽荘(吉備中央町)▽敢闘賞 まこと会(岡山市)

(2018年12月15日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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