最新手術室やICU 本格運用 津山中央病院新病棟

血管造影装置(中央奥)の映像をモニターでリアルタイムに見ながら手術が行えるハイブリッド手術室。患者を動かさず、さまざまな角度から撮影できる

内視鏡の手術支援ロボット「ダヴィンチ」(左手前)を備えた手術室はロボットなどの機器を動かしやすいよう、広い空間を確保している

救急専門医らが常時2人待機する県北初のスーパーICU。患者1人当たりのスペースは通常より広く、感染症対策として四つの個室がある

2階にはコンビニが入居。理容室もあり、患者や病院スタッフらの利便性向上を図る

本館の北側に整備された新たな病棟

 一般財団法人津山慈風会(津山市川崎)が運営する津山中央病院本館(同所)の北側に整備した新病棟の本格運用が1日に始まる。

 新病棟は鉄筋コンクリート5階(延べ約1万7200平方メートル)。県北初のスーパーICU(集中治療室)や内視鏡の手術支援ロボット「ダヴィンチ」専用の手術室、血管のエックス線画像をリアルタイムに見ながら施術できるハイブリッド手術室などを備える。

 工事は2016年から19年8月まで2期に分けて実施。1期分は昨春から順次、使用している。総工費は約91億円。

 最新の設備が備わった新病棟を写真で紹介する。

(2019年09月30日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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