子宮頸がんワクチン考えよう 9日に岡山大でシンポ

 子宮頸(けい)がんワクチンについて考えるシンポジウム(岡山県母性衛生学会主催)が9日午後2時45分~4時5分、岡山市北区鹿田町の岡山大鹿田キャンパスで開かれる。

 同ワクチンは、子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐもので、定期接種となっているが、健康被害の報告が相次ぎ、国は積極的な接種の呼び掛けを中止している。

 シンポでは、岡山大大学院の中塚幹也教授が、ワクチンを取り巻く現状などについて講演。同大病院の産婦人科医や県健康推進課の担当者、朝日高の養護教諭が、ワクチンの科学的根拠や子宮頸がんの予防対策などをテーマに話す。4人による討論もある。

 参加費千円(学生は500円)。予約不要。定員200人程度。問い合わせは中塚教授の研究室(086―235―6538)。

(2019年11月05日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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