みんなで防ごう新型肺炎(2)せきエチケット 周囲へ気遣い忘れずに

 新型コロナウイルスは、せきやくしゃみの飛沫(ひまつ)で感染すると考えられるため、マスクなどで防ぐ「せきエチケット」が大切になる。周囲への気遣いを忘れないようにしたい。

 せきの症状があれば、必ずマスクを着用しよう。マスクのない時は、せきやくしゃみの際にティッシュペーパーやハンカチで口と鼻を覆い、他人から顔を背け1メートル以上離れる。

 ティッシュは、ごみ箱にすぐ捨てて、ハンカチも早く洗おう。ごみ箱はふたに手を触れずに廃棄できるものや、ビニール袋をかけたものが衛生的だ。

 とっさの時は口を手で押さえるのは避け、上着の内側や袖で口と鼻を覆うようにしたい。ウイルスが手に付くと、ドアノブや取っ手などを介して感染を広げてしまうためだ。

 マスクも正しく着用しなければ効果は限られる。裏表をよく確認しノーズフィッターを鼻筋に合わせて曲げ、ひだを伸ばして下あごまで隙間がないように覆う。外す際はマスクの表面に触れず、ひもを持って外し、ごみ箱に捨てよう。捨てた後は、丁寧な手洗いも忘れずに。

(2020年03月04日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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