広島県で3例目の感染確認 2例目男性の同僚

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 広島県は22日、尾道市の50代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日に県内2例目の感染が確認された40代男性=同市=の職場の同僚。せきや微熱があるが、症状は安定している。県内での感染確認は3例目。

 県によると、50代男性は16日に県東部の会社に出勤し、2例目の男性と互いにマスクを着用して1時間程度会話。同僚の陽性判明を受け、21日に県内の医療機関で検査し、陽性が判明した。指定医療機関に入院する。

 2例目の男性は出張先のフィリピンから15日に帰国し、17日に発症。今回の男性は発症前の接触のため、濃厚接触者に含まれていなかった。県は「2次感染に該当するか、慎重に判断する」としている。

(2020年03月22日 更新)

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