濃厚接触の家族10人は陰性 岡山の感染2例目の男性

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 岡山県は28日、フィリピンから帰国後に新型コロナウイルスの感染が判明した50代の自営業男性=同県里庄町=の濃厚接触者とされる家族10人について、PCR検査の結果、いずれも陰性と判明したと発表した。

 陰性だったのは、同居の4人と、県内で別に暮らす6人。いずれも症状は出ていなかった。フィリピンに同行したとみられる2人については、濃厚接触者に当たるかどうかを含め、県が引き続き調査を進めている。

 県によると、男性には頭痛や倦怠感があるものの、容体は安定しているという。

 男性は8~17日にフィリピンを訪問。17日に帰国した後は東京都内で1泊し、広島空港経由で帰宅した。18日から味覚・嗅覚異常やせきなどの症状が続き、27日にPCR検査で県内2例目の陽性と判明した。

 

(2020年03月28日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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