自宅で看病 今すぐ取り組もう!新型肺炎対策

 新型コロナウイルスへの感染が疑われる家族を自宅で看病するには、2次感染の防止対策が欠かせない。厚生労働省は、軽症の感染患者が自宅療養する際の注意点をまとめていて、それによると、個室を用意して十分な換気を行い、本人の行動範囲は最小限に―などとしている。

 看病に当たるのは、できるだけ持病のない健康な人を選んで限定する。部屋に出入りする時はマスクをし、せっけんでこまめに手洗いをすること。

 テーブルやドアノブなど、患者本人が触れた物の表面は家庭用除菌スプレーなどで1日1回以上拭き掃除をする。食器やタオル、歯ブラシなど身の回りのものは共有しない。

 洗面所やトイレは専用にするのが望ましいが、家族と共用する場合は十分な清掃と消毒、換気を行うこと。本人の入浴は家族の最後にする。衣類やシーツ類は家庭用洗剤で洗濯して、しっかりと乾燥させる。清掃や洗濯、汚物に触れるときはマスクと手袋、使い捨てできるエプロンなどを着用すること。

 こうしたことに加え、同居の家族も体温を測定するなど、健康観察に努めなければならない。

(2020年04月20日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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