新型コロナ 岡山市で1人再陽性 60代、退院後は外出せず

岡山市役所

 岡山市は29日、新型コロナウイルス感染後に陰性となって退院していた60代の患者1人が再び陽性となったと発表した。岡山県内で再陽性が確認された事例は初めて。同県内での感染確認は延べ23人目、同市内は延べ15人目となった。

 患者は新型コロナウイルス感染症で入院後、2回のPCR検査で陰性となって25日に退院していた。28日に37・5度の発熱があり、PCR検査で再陽性が判明。29日に再び入院した。現在、症状はないという。

 退院後は外出しておらず、市は新たな感染ではなく、体内にウイルスが残っていたためとみている。現時点での濃厚接触者は同居の家族1人で、今後PCR検査する。

 市は患者本人から希望があったとして、性別や県内何人目の感染確認者だったのかなどを非公表とした。

(2020年04月29日 更新)

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