岡山県内感染者24人、死者ゼロ 陽性率1.8%、クラスターなし

 岡山県内で判明した新型コロナウイルスの感染者数は13日現在、4月28日に検査で再陽性になった人を含め10~80代の計24人となっている。クラスター(感染者集団)は発生しておらず、死者もいない。入院中の感染者は4人で、いずれも症状は治まっているという。

 厚生労働省によると、12日現在で人口10万人当たりの県内の感染者数は1・3人(全国平均12・6人)、PCR検査数は1397人で陽性率は1・8%(同7・9%)と、いずれも全国平均を大きく下回っている。

 居住地別では、岡山市が14人と6割近くを占め、早島町3人、津山市2人、倉敷、玉野市、里庄町が各1人、県外が2人。感染経路に関しては、海外や国内の流行地域での感染とみられるケースが13人、感染経路が不明か調査中が6人。家族ら濃厚接触者の感染は5人だった。

 県内では、3月22日に岡山市の60代女性で感染が初確認された。2人目の感染が判明した同27日から2週間で感染報告が14人に上ったが、4月16日に緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大された後、同下旬から増加ペースは落ち着き、直近2週間の感染者は2人にとどまっている。

(2020年05月15日 更新)

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