岡山、倉敷市で女性計2人が感染 倉敷は患者と接触しない医療従事者

会見する岡山市の福井保健福祉局長(左)ら

倉敷市役所

 岡山、倉敷市は20日、女性計2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。岡山県内での感染判明は7日連続で、再陽性を除いて42人となった。

 岡山市は、19日に感染が分かった40代の会社経営の男性と同居する妻で、症状はないという。19日にPCR検査で陽性が判明。現在は市内の病院に入院している。女性の濃厚接触者はいないとしている。

 他に男性の濃厚接触者とされた同僚5人は全員陰性だった。新たに仕事関係者1人が該当すると判明し、今後、検査を行う。

 市は他に、同市北区の接待を伴う飲食店で発生したクラスター(感染者集団)について、これまでに16人の客から市保健所へ連絡があったことを明らかにした。うち2人は検査の結果、陰性が判明している。

 倉敷市は、市内の医療機関に勤める20代の医療従事者。一般の外来患者と直接接触しない部署にいるという。18日から嗅覚と味覚障害があり、岡山県内の医療機関を受診。20日にPCR検査で陽性が確認された。発熱はなく、市内の医療機関に入院する予定。

 市によると、発症14日以内に渡航歴や県外訪問歴はない。同居家族はおらず、市は職場の濃厚接触者について調査する方針。

(2020年07月21日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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