岡山市の20代男性 コロナ感染 岡山県内での判明8日連続

岡山市役所

 岡山市は21日、市内の20代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は北区の繁華街にある接待を伴う飲食店でアルバイトしている。岡山県内初のクラスター(感染者集団)発生店と同様の業種だが、別の店舗。市は両者の関連はないとみている。県内の感染者は再陽性を除き43人、市内は31人。県内では8日連続して感染が判明した。

 男性は18日に発熱や頭痛があり、市内の医療機関を受診。20日にPCR検査で陽性が判明した。現在は軽症で、市内の病院に入院している。感染経路は不明。

 濃厚接触者は友人1人と、同居の同僚2人。現時点で客に濃厚接触者はいないという。店は20日から営業自粛している。市は念のため、他の16人の同僚も全員検査する。

 市保健所の松岡宏明所長は記者会見で「夜の街で感染が広がっている恐れがある」と注意を促した。

 市はクラスター発生店について、新たに5人の客から連絡があったことも明らかにした。連絡が取れたのは計21人。うち2人の陰性が判明している。

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(2020年07月22日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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