糖尿病予防PR 岡山城、青くライトアップ 27日から岡山で学会

糖尿病学会に合わせブルーに照らされた岡山城天守閣

 岡山市内で27日から第53回日本糖尿病学会が開かれるのに合わせ、同市は26日、岡山城天守閣(同市北区丸の内)を糖尿病の予防、治療を啓発するシンボルカラーのブルーでライトアップした。

 会議や学会などのコンベンション誘致を重要施策とする同市が、1万人規模で開かれる糖尿病学会の盛り上げに協力し、最終日の29日まで、普段は白色などで行うライトアップをブルーにする。

 午後6時前、天守閣前広場のカラー照明6基が点灯。暗くなるにつれ、天守閣の南面が深い青色に染まった。岡山城を管理する市が学会への協力のためライトの色を変えるのは初めてで「可能な限り支援し、岡山での学会を成功させたい」と近藤康彦市観光コンベンション推進課長。

 JR岡山駅前にあるターミナルスクエアビル北面もブルーサークルで彩られた。同学会会長の加来浩平川崎医科大教授は「街の象徴を使って糖尿病と闘うシンボルカラーをPRでき、学会も盛り上がりそうです」と話していた。

(2010年05月27日 更新)

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