(5)罹患率 男性主要部位平均超え

 日本人の2人に1人はがんにかかると言われている。国立がん研究センターの資料によると、生涯でがんに罹患(りかん)する確率は、男性65%、女性50%(2017年)と、男性の方が若干がんになりやすいようだ。

 人口10万人のうち何人罹患したかを示す罹患率で、岡山県の部位別の状況を見ると、男性は胃、大腸、肺、前立腺、肝臓の主要な五つのがん全てで全国平均を上回っている。女性は、大腸、胃、肝臓で全国平均を超えている。

 年齢ごとの罹患率では、乳房と子宮以外のがんは、男女ともに年齢が高くなるにつれておおむね上昇している。一方、乳房は40代から罹患率が高まり、子宮では20代から上昇し始め、30代から50代にかけてが高くなっている。(「岡山県におけるがん登録」などから)

(2020年10月19日 更新)

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