新型コロナ 岡山県7人感染 美作では14例目クラスター

岡山県庁

 岡山県と岡山、倉敷市は24日、計7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。岡山市4人、倉敷、美作市と早島町が各1人。このうち美作市の30代女性医療従事者は既に4人の感染が判明した同市内の医療機関に勤務しており、県は県内14例目のクラスター(感染者集団)と判断した。県内での感染確認は再陽性を除いて514人。

 この医療機関は美作市立大原病院(同市古町)と市が公表している。県によると、女性医療従事者は22日に感染が公表された同僚の医療従事者の接触者で、咳や頭痛の症状も出ていた。同病院の他の感染者は高齢の女性患者3人。

 県は、早島町の女性会社員の感染も発表。19日に感染が公表された患者の濃厚接触者という。

 岡山市が発表したのは50代男性会社員と、いずれも無職の20代女性、30代男性、年代性別非公表1人。4人とも濃厚接触者としてPCR検査を受け、陽性が判明した。

 倉敷市は市内の20代女性会社員の感染を発表した。不特定多数とは接触しない事務職で、19日に職場での検温で発熱が確認されて早退。嗅覚障害の症状が出たため抗原検査を受けた。

(2020年11月25日 更新)

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