8月後半分17.1万回 さらに減 岡山県へのファイザー製ワクチン

岡山県庁

 岡山県は27日、国から県内に配分される米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、8月後半分は147箱、約17万1千回分(約8万5千人分)だと明らかにした。全国的に大幅な供給減が続く中、同月前半分よりさらに17箱、約1万9千回分(約9千人分)少なくなっている。

 内訳は、市町村向けが117箱、約13万6千回分(約6万8千人分)、県の裁量で市町村に配分できる「調整枠」が30箱、約3万5千回分(約1万7千人分)。前半と後半を合わせた8月分全体では、7月分に続いて、6月分の約6割にとどまることになる。

 供給減を受け、一部市町村では予約受け付けの一時停止など接種計画の見直しを迫られているが、当面、改善は見通せない状況だ。県は「64歳以下の接種が始まり、最も需要が大きい時。国には供給を前倒ししてもらいたい」とする。

 県内へのファイザー製ワクチンの配分は、今回を含めて計1928箱、222万3千回分(約111万1千人分)となる。

(2021年07月27日 更新)

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