玉野市 新病院への移転日程を公表 24年12月から患者搬送など

玉野市役所

 玉野市は12日、市民病院と玉野三井病院を経営統合し、2025年1月開院を目指す新病院(同市宇野)について、24年12月下旬から1月上旬にかけて両病院から入院患者を搬送するといった移転スケジュールを公表した。

 12月定例市議会一般質問で、松本岳史氏が新病院への移転計画を聞いた。原田英明病院事業管理監は「来年10月中旬の竣工(しゅんこう)後、移動可能な器材類から移し、入院患者の搬送は2病院同時に行う」と述べた。トラブル防止のため患者搬送のリハーサルにも取り組む。

 地方独立行政法人・玉野医療センターが建設中の新病院は、6階延べ約1万3千平方メートル。内科、外科、整形外科、小児科など13診療科が入り、病床は190床。総事業費約86億円を見込む。

(2023年12月12日 更新)

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