岡山県コロナ感染 前週から4割増 直近1週間 入院者数は6週連続増

 岡山県は10日、直近1週間(昨年12月25~31日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。県内の指定84医療機関での定点把握に基づく感染者数は計457人で、1医療機関当たり5・44人。前週(同18~24日、3・82人)から約4割増えた。

 増加は2週ぶり。年代別では10代が前週(27人)から24人に減った以外は全ての世代で増えた。最多は80代以上の67人(前週54人)。1定点当たりの感染者数を保健所別に見ると、備中の11・33人が最多で倉敷市8・63人、真庭8・33人と続いた。

 入院者数は202人(前週197人)と6週連続で増加。重症者は1人と前週から1人減った。

 季節性インフルエンザの1医療機関当たり感染者数は14・08人(前週14・89人)で3週連続で減少した。県保健医療部は「コロナ感染者の増加は年末で人と接触する機会が増えたことが要因とみられる。基本的な対策を徹底してほしい」としている。

(2024年01月10日 更新)

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