脳死両肺移植終了、岡山大病院 患者の容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で26日夜から、50代男性に行われた脳死両肺移植は、27日早朝に無事終了した。患者の容体は安定、3カ月後にも退院できるという。

 大藤剛宏肺移植チーフが執刀。26日午後8時6分に始まり、27日午前5時28分に終わった。患者は肺の血管が狭まって高血圧になり、呼吸、心機能が低下する原発性肺高血圧症で、2010年11月に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 同病院の脳死肺移植は45例目、生体と合わせて109例目。

(2013年05月28日 更新)

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