地域連携とベッドコントロール

 平成23年4月に岡山西大寺病院の看護部長として赴任しました。当初、病棟稼働率50~60%という状況でしたが、同年5月から119床で稼動できるようになり、わずか一カ月半の6月18日に満床にすることができました。病院方針の「断らない救急」をモットーに運営できる為に、医事課と放射線科の業務当直、外来看護師の当直体制を整えると共に、前方支援が行えるよう地域連携室長として、急性期病院との連携強化に努め、ベッド稼働率95%以上で維持しております。そして、5年後の平成28年5月に新築移転して、患者様が安心して過ごせる療養環境が整いました。

 当院は、医療必要度の高い患者様の受け入れ体制が整っています。救急車も完備し人工呼吸器患者も搬送できます。急性期から在宅まで橋渡しのできる中核病院としての役割をしっかりと担っていきたいと考えています。地域連携室では、毎朝ベッドコントロール会議を行い、患者様の回復状態や在宅支援状況を話し合い、一人ひとりの生活に合った支援体制が提供できるように考えております。

 新しくなった病院で、患者様はもちろん職員も、いつも笑顔で楽しく過ごせる環境を目指しております。

(2014年01月27日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

医療人情報

  • 看護部長  近藤 末美

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