足の病気予防や靴の選び方紹介 岡山で「フットケア」のイベント

フットケアを体験する市民ら

 日本フットケア学会などが語呂合わせで定めた「フットケアの日」の10日、足の手入れや病気の予防、靴の選び方などを紹介するイベントが岡山市内のホールで開かれた。専門外来を持つ川崎医科大付属川崎病院(同市北区中山下)が主催した。

 専門医による個別相談、足の血流測定、足型測定ができるコーナーを設置。フットケア体験コーナーでは足のむくみや冷え、外反母趾(ぼし)などの足の変形、たこ・うおのめ、巻き爪といったトラブルを抱える女性らが看護師に悩みを相談しながら、処置やアドバイスを受けた。正しい靴の選び方や女性に多い下肢静脈瘤(りゅう)の治療法をテーマにした講演もあった。

 岡山市北区の女性(66)は「足についての悩みがあったが、病院に行くほどではないと思っていた。相談や手入れができてよかった」と話した。

 イベントは、糖尿病や末梢(まっしょう)動脈疾患による足や爪の変化を予防するとともに早期発見、治療にもつなげようと、3年前から続けている。

(2016年02月10日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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