新見で10日に認知症の講演会 公立短大の学生有志が自主企画

講演会に向けて看板製作などの準備を進める実行委の学生たち

 新見公立短大(新見市西方)地域福祉学科の学生有志が、認知症をテーマに自主企画した講演会が10日午後2時半から、学内の市学術交流センターで開かれる。

 認知症の専門医で片山内科クリニック(倉敷市)の院長を務める片山禎夫氏が「日常生活でできる認知症予防」と題して講演。質疑応答では、認知症患者をいかに地域で支えるかについて、参加者と意見交換を行う。

 認知症をテーマにした自主企画講演会は2008年に始まり、11回目。今回は1、2年生計22人が今春に実行委を立ち上げ、講師の招聘(しょうへい)や看板の製作などに取り組んできた。

 実行委員長の2年福田真弓さん(19)は「全ての住民が暮らしやすい環境で生活できるよう、認知症への理解を少しでも深めてもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 参加自由で無料。問い合わせは新見公立大・短大(0867―72―0634)。

(2016年12月08日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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