脳卒中予防や症状、生命保険学ぶ 岡山で子育て支援クラブセミナー

脳卒中をテーマに行われたセミナー。警告症状などが紹介された

 山陽新聞社の会員制子育て支援クラブ「LaLa Okayama」は25日、脳卒中の予防や症状、生命保険について学ぶセミナーを岡山市北区柳町の同社で開いた。

 岡山大病院脳神経外科・IVRセンターの杉生憲志准教授が「脳卒中について知っておこう」と題し講演。予防策として高血圧や糖尿病の治療、禁煙や適度な運動といった生活習慣への配慮を挙げた。

 顔や腕のまひ、ろれつが回らなくなるのは脳卒中の警告症状と説明し、症状があればすぐに救急車を呼ぶよう呼び掛けた。時間の経過で対処方法が変わってくるため、症状があった時間を確認しておくよう促した。頭部を切開しない最新の手術についても画像を見せながら解説した。

 生命保険についてはダンク保険事務所(同中仙道)の松岡英彦さんが説明。日本人の2人に1人が患うがんについて、治療やその後の通院などに掛かる費用を示し、「この機会に加入している保険の内容を確認して」とアドバイスした。

 岡山県内に住む30~70代の約50人が聞いた。

(2017年01月25日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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