乳がん治療の経験者が絆深める 岡山で「おおもと会」の集い

会員が近況などを語り合った「おおもと会」の集い

 おおもと病院(岡山市北区大元)で乳がんの手術や治療を受けた女性でつくる「おおもと会」の集いが22日、市内のホテルであり、会員が近況を語り合い、絆を深めた。

 医師、看護師らを含め約70人が出席。北川あえ会長は「おしゃれをして、みんなで会えたことがうれしい。悩みや喜びを共有し、元気を交換する会にしましょう」と呼び掛けた。病院の山本泰久理事長・名誉院長のあいさつに続き、磯崎博司院長の発声で乾杯した。

 参加者は食事や出し物を楽しみながら懇談した。手術後5年を迎えるという北区の会社員女性(52)は「同じ病気を乗り越えてきた人と話すことで気持ちが落ち着き、勇気づけられる」と話した。

 おおもと会は1981年に発足。年1回、集いを開いている。

(2017年04月22日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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