岡山の特養施設で無料眼科検診 市専門医会、目の愛護デー前に

施設利用者(右)の眼科検診をする医師

 目の愛護デー(10日)を前に、岡山市内の眼科医でつくる市眼科専門医会は4日、北区楢津の特別養護老人ホーム「想(おも)い愛」で無料の眼科検診を行った。

 同会で世話人を務める相馬眼科医院(同下石井)の相馬信和医師(50)ら3人が訪問。施設を利用する70~101歳の29人を対象に、専用の器具で目に光を当てるなどして、角膜や水晶体、網膜の状態を確認し、白内障や網膜症といった症状がないか調べた。

 検診を受けた女性(95)は「何も病気が見つからなくて安心した。涙が出る症状の解消に役立つマッサージも教えてもらえてよかった」と話していた。

 相馬医師は「高齢者が白内障に気付かずに放置する例がよくある。年に1回は検診を受けて」としている。

 同会は眼病の早期発見を目的に、市内の高齢者施設を毎年訪問している。

(2017年10月04日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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