笠岡で認知症カフェ普及へ講座 27日、基調講演や事例紹介

 認知症の人と介護者らが交流する認知症カフェの普及を図ろうと、笠岡市認知症介護研修センターは27日午後1時から笠岡市十一番町の市保健センターで「認知症カフェの始め方と継続のアイディア」と題した講座を開く。参加無料。

 講座では、国内外の認知症カフェの事情に詳しい認知症介護研究・研修仙台センターの矢吹知之主任研修研究員が基調講演。県内3カ所の事例を紹介する。

 認知症カフェは厚生労働省が2013年度から開設を呼び掛け、県の調査では今年3月末現在で18市町に85カ所ある。開催頻度や内容がまちまちな上、専門的なスタッフも少ないため、運営方法に課題を抱えているところも多いという。

 定員300人。問い合わせは、同センターの指定管理者・きのこ老人保健施設(0865―63―0700)。

(2017年11月15日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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