津山市役所で日赤活動パネル紹介 熊本地震中心に34枚展示

日本赤十字社の活動を紹介するパネル展の会場

 5月の赤十字運動月間に合わせ、日本赤十字社の活動をPRするパネル展(日赤県支部津山市地区、市赤十字奉仕団主催)が、市役所1階市民ホールで開かれている。9日午後3時まで。

 2016年4月の熊本地震関連を中心に写真パネル34枚を展示。全壊した家屋が連なる震源地近くの被害状況をはじめ、現地の仮設診療所で被災者の治療に当たる医師や避難所でお年寄りに服薬指導を行う薬剤師、岡山県内で展開した募金活動の様子を伝えている。「おかやまマラソン」での救護活動や、自動体外式除細動器(AED)の使い方を学ぶ講習会のパネルもある。

 会場には、日赤の活動支援の募金箱と、被災地へ送る義援金箱を設置。毛布やラジオといった救援物資の展示もした。

 パネル展は1999年から毎年開き、20回目。市民ボランティアでつくる同奉仕団の有岡惠子委員長は「被災の状況や復興に向けた動きに関心を持つきっかけになれば」と話している。

(2018年05月08日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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