岡山・中央図書館で発達障害特集 関連書籍紹介のコーナー開設

発達障害に関する本を並べたコーナー

 他人とのコミュニケーションが苦手で物事を計画的に進められないなど、さまざまな特性がある発達障害への理解を深めてもらおうと、中央図書館(岡山市北区二日市町)は関連書籍を紹介するコーナーを特設している。28日まで。

 同館の職員が蔵書から選んだ約60冊を陳列。発達障害の子どもに合った仕事を紹介する本や、注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴をまとめた子育てアドバイス集、自閉症の男性が「要点を絞って短い文章で話してほしい」といった心情を打ち明けるエッセーなどを並べた。

 子どもにも関心を持ってもらえるよう、児童コーナーにも自閉症の少年が登場する絵本などを展示している。

 主婦(43)=同区=は「展示をきっかけに理解が進み、誰もが生活しやすい世の中になってほしいですね」と話していた。

(2018年10月02日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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