市街地行進して乳がん検診をPR ピンクリボン岡山が大切さ訴え

乳がん検診の大切さをPRしながら行進するピンクリボン岡山のメンバーら

 乳がん月間(10月)に合わせ、岡山県内の医療関係者や患者会などでつくる「ピンクリボン岡山」は13日、岡山市の中心市街地を行進し、検診の大切さをPRした。

 約60人がピンクのタオルを首に巻き、岡山コンベンションセンター(同市北区駅元町)を発着点に桃太郎大通りや西川緑道公園など2・3キロを歩いた。JR岡山駅前や同駅地下のももたろう観光センター前では、通行人らに検診を促すちらし入りのポケットティッシュ計2千個を配った。

 行進に参加した岡山大病院乳腺・内分泌外科の岩本高行助教(44)は「早期に発見できれば対処法は十分に残っている。セルフチェックと定期検診を心掛けてほしい」と話した。

 同センターではこの日、乳がん予防に関するイベント(ピンクリボン岡山、山陽新聞社主催)も開催。健康相談やハンドマッサージが受けられるブースが並んだほか、放射線技師らによる講演会もあった。

(2018年10月13日 更新)

※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

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