人間ドック

脳ドック

脳ドックとは?

 脳ドックとは、MRI検査や血液検査などを行い、脳卒中(脳血管疾患)など脳の病気の危険因子を発見するためのドックです。脳卒中が死亡原因の3位など、脳の病気はあなどれません。脳の病気の早期発見や予防を目的とした脳ドックは注目を集めています。

なぜ脳ドックが必要なのか?

 脳卒中などの脳の病気は、日本では昭和55年までの30年間、死亡原因の1位でした。脳卒中はある日突然発病し、重度の後遺症や死亡に至ることもあります。日ごろから脳ドックなどの検査を行って、早期発見・治療を行うことが非常に重要です。また、無症候性脳梗塞などのように、自覚症状のあらわれないケースも多々あり、定期的に脳を検査することをおすすめします。

MRI・MRA

 MRI(Magnetic Resonance Imaging)は磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影し、小さな脳梗塞や病変を見つけるのに役立ちます。現在、臨床で使われているMRIは、0.2~3.0テスラ(磁力の大きさをあらわす国際単位)で、数値が大きいほど質の高い画像が得られ、検査時間の短縮も期待できます。頭部MRA(Magnetic Resonance Angiogram)はMRIを利用した脳血管の検査で、血管の画像が得られます。

脳ドックの流れ(例)

(監修:岡山旭東病院 脳神経外科医師 別宮博一氏)

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