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岡山県歯科医師会が新会館着工 20年3月完成、専門学院が入居

県歯科医師会が建設する新会館の完成イメージ図

 岡山県歯科医師会(岡山市北区石関町)は活動拠点となる新しい会館の建設に着手した。老朽化した旧会館を取り壊し、同じ場所に新築する。完成は2020年3月の予定。

 新会館は鉄骨8階延べ約2800平方メートル。1階は駐車場とエントランス、2、3階は吹き抜けの大ホール(約350席)を設け、4、5階には同会運営の岡山高等歯科衛生専門学院が入居する。6~8階は事務室や会議室、応接室といった実務スペースで、県歯科医師会や岡山市歯科医師会などが入る。

 1971年落成の旧会館(鉄骨6階延べ約2500平方メートル)より会議室を広くしたり、数を増やしたりして研修などの充実につなげる。また、これまで別々だった関係団体の事務局を集約し、連携を強化する。

 完成までの間、県歯科医師会は近隣の施設を事務局に使い、同じく旧会館に入居していた同学院は既に同下伊福西町の仮設校舎へ移っている。

 同会の酒井昭則会長は「新会館は県民の健康を支える情報発信の拠点としたい。会員が学び、研さんする場も充実させるなどし、これまでの伝統を守りながら、時代に即した活動を展開していく」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年05月13日 更新)

タグ: 医療・話題

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