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(3)在宅死亡率 近年は増加傾向

 1950年代の日本では8割以上の人が自宅で亡くなっていたが、次第に病院で亡くなる人の割合が増え、2000年代には病院での死亡が8割を超えるようになった。しかし、10年代になると、病院以外の場所で亡くなる割合が少しずつ上昇している。

 がん患者についても、在宅医療としての緩和ケアの充実などを背景に、近年は在宅死亡率(自宅や老人ホーム・老人保健施設での死亡)が増加傾向にある。岡山県もおおむね全国と同じ傾向を示しているが、全国平均よりやや低めで推移している。17年は12・8%で、前年より0・8ポイント低下した。(厚生労働省「人口動態統計」から)
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年03月17日 更新)

タグ: がん

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