文字 

第46回 倉敷第一病院 整形外科 外傷に素早く対応

最新式の手術室で治療する整形外科の医師ら

 整形外科は、一九六三年の開院以来の伝統を持つ。骨折や脱臼といった外傷に素早く対応する。

 売りは機動性だ。三人の専門医をはじめスタッフの息はぴったり。「急患が運ばれても『よしっ、やるか』の声ですぐに治療を始められる」と整形外科部長の佐藤和道副院長。

 さらに自負しているのがリハビリテーションセンターとの密な連携。手術などの治療を終えると、二十五人のスタッフを抱える同センターで早期にリハビリを開始する。「整形の治療は、手術半分、リハビリ半分。元の生活を送れるようになってなんぼですから」と佐藤副院長は話す。

 ハード面も充実し、昨年最新式の手術室が整った。電気や酸素などが天井から延びるラインで供給されるシーリングアーム式。室内は強力なフィルターにより、ほぼ無菌の状態を保つ。

 手管根症候群などに対する「手の外科」や、人工関節置換術にも力を入れ、ますますの発展を図っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年03月16日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ