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高血圧予防「塩分控え運動を」 由良病院(玉野)で講演会 

高血圧の予防法などについて理解を深めた講演会

 由良病院(玉野市深井町)に通院する糖尿病患者らでつくる「わかめ会」は9日、同病院で岡山大大学院の内田治仁助教を招いて講演会を開いた。

 講演は「高血圧は万病のもと!お塩を控えて」と題し、集まった会員や地元住民ら約50人を前に行われた。内田助教は「血圧とは、心臓から体の端々に血を送り出す圧力」と説明し、「高血圧は脳卒中を引き起こすなど、死亡原因になる場合が多い」と話した。

 また内田助教は、高血圧の予防と治療について、生活習慣を改善することが重要と訴え、運動する▽節酒する▽ストレスをためない―などとポイントを強調。「減塩すると血圧は下がる。塩の摂取量を減らすことを心掛けてほしい」と呼び掛けた。参加者はメモを取るなどして真剣に聞いていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月15日 更新)

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