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ワクチン6月末までに全量到着 医療従事者、高齢者用で岡山知事

岡山県庁

 岡山県は10日、新型コロナウイルスワクチンの県内への配分について、医療従事者用は5月前半まで、高齢者用は6月末までに、必要とされている全量が到着するとの見通しを明らかにした。先週末に国から通知があったという。

 2月定例県議会の一般質問で、伊原木隆太知事が答弁した。知事は時期を示した上で「市町村に体制整備を促し、いつ、どこで接種できるか県民に分かりやすく情報発信する。効果や副反応についても、新しい知見を踏まえながら丁寧に伝えていく」と述べた。

 県によると、4月にも接種が始まる県内の高齢者は約56万人で、1人2回分を確保する。同月5日からの週に第1便の1950回分が届く予定で、以降の配送ペースは未定。今月5日から優先接種が行われている医療従事者は県内約8万2千人で、高齢者と合わせ計約130万回分が届けられる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年03月10日 更新)

タグ: 高齢者

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