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倉敷成人病センター周産期センター新装 明るく落ち着いたデザイン

7階の廊下を飾るのは“welcome to The EARTH”をテーマに、画家のかおかおパンダさんが描いた壁画アート。力強さと温もりが感じられる

明るく開放的な産科外来。以前より広くなり、受診がワンフロアで完結する

全室個室の病室は、ゆったりした間取りで落ち着いて過ごせる

 倉敷成人病センター(倉敷市白楽町)の周産期センターがリニューアルオープンした。これまでクリニック棟6階にあった産科外来をセンター棟8階に移設し、産科病棟や新生児室などが入る7階と一体的に運用することで、妊産婦の移動負担を最小限に抑える。一般診療を行うクリニック棟から分離したことで、感染症対策は大きく向上した。

 新しくなった産科外来は木目調の明るく落ち着いたデザイン。スペースは以前の約3・8倍に広がり、診察室は3室から4室に増えた。採血や採尿、胎児の状態を評価するモニタリングなど診察前の検査も8階で行える。受診がワンフロアで完結し、待ち時間も短くなるという。

 40床ある病室は全て個室。7階廊下に描かれた、明るい色調の壁画アート(全長35メートル)が母子を出迎える。2500グラム未満の低出生体重児などに対応するNICU(新生児集中治療室、6床)も備える。これまで外来エリアと入院・分娩(ぶんべん)エリアでスタッフは別々だったが、センター棟に集約されたことで、外来段階から面識のあるスタッフが産後までサポートする。

 倉敷成人病センターでは年間約1400人の新生児が誕生し、西日本の病院ではトップクラスという。周産期センターのスタッフは、産科・小児科の医師22人に助産師、看護師らを含め約90人をそろえる。

 周産期センターセンター長の山崎史行医師は「新しい命を育む喜びをともにし、妊娠・出産から子育てまでを一貫して寄り添います」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年08月18日 更新)

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