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2回接種でも県内104人感染 抗体あるとされる2週間後で

 岡山県は24日、新型コロナウイルスの感染とワクチン接種の関連性を示すデータを取りまとめた。2回接種から2週間以上経過し、十分な抗体ができているとみられる人も104人が感染。主流になっているインド由来のデルタ株の感染力の強さがうかがえる。

 データは、県内で接種が本格化した7月1日から今月18日までの新規感染者2997人について分析。

 104人のうち、治療で人工呼吸器が必要になるなど重症化したケースはなかったという。80%の2398人はワクチンを打っていなかった。1回または2回の接種後2週間未満で、抗体が十分ではないとみられる人は294人いた。

 県新型コロナ対策室は「ワクチンはデルタ株でも一定の有効性が認められ、積極的に受けてほしい。接種後もマスク着用など対策を徹底して」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年08月24日 更新)

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